投資家なら活用したい立会外分売とは?メリット・デメリットを解説!

株式投資全般

投資家なら活用したい立会外分売とは?メリット・デメリットを解説!

株取引を始めて、安く株を購入したいと思うことは多々あります。

しかし株取引は需要と供給のバランスで決まるので、取引外で安くなるには需要が少なく、供給が過多にならないと無理だ、と思い込んでいる方がいます。

 

ですがどんなことにも例外があります。

そこで投資家なら知っておきたい、立会外分売の気になる仕組みやメリットデメリットを徹底解説していきます。

 

ぜひ株を安く購入したい方は参考にしてください。

 

立会外分売とは?

株取引は投資金額があればあるほど有利です。

しかし、本業でなければ制限があります。

 

どうしても欲しい株が購入できないという経験をすることがあります。

少しでも株が安く買えればいいのに、というときに使って欲しいのが立会外分売というものです。

 

立会外分売というのは、企業の大株主の持っている株を証券取引所の通常取引が行われている時間外に行う取引です。

証券取引所は午前9時に取引を開始し、午後の3時に取引を終了します。

 

したがって、取引の時間は6時間と限られた時間になります。いつもの取引時間では立会外分売はできません。

株は分売を行なった日の終値よりも安値で買えます。

 

また購入時にかかる手数料は立会外分売のケースでは払う必要がありません。

大手インターネット証券会社では、どんなに安くてもおよそ100円前後の手数料がかかってきます。

 

取引金額が大きくなれば1,000円以上の手数料は普通にかかってきます。

そんな株取引に必ずと言っていいほどかかってくる手数料がかかりません。

 

購入費用のみで立会外分売の場合、株取引が成立します。

普通の株取引ではあり得ないことです。

 

立会外分売は、株を安く購入する方法として検索すれば出てきますが、株取引の初心者向けの雑誌や本にもなかなか掲載されていないので知らないままでいる投資家もいます。

立会外分売のスケジュールというのは数週間も前から告知されているケースもありますし、前日に突然、立会外分売を行うとお知らせが出るケースもあります。

 

自分で証券会社に問い合わせてみたり、インターネット証券であればこまめにログインして情報収集を行っておくとよいでしょう。

 

企業はどうして株取引時間外に立会外分売を行う?

株取引は一般的に証券取引所で行われて、取引によって株価が決定します。

なのに、裏技のような立会外分売はどうして行われるのでしょうか?

 

そこには企業ならではのメリットが存在します。

メリットを知ることで企業は今、どういった状況を狙っているのか知ることができます。

 

他の株取引にも役立つので、チェックしていきましょう。

 

株主の数を増やすため

株主の数が多ければ、東証一部に上場など狙うことができます。

東証一部というのは上場した企業の中でも選ばれた企業のみしか上場できません。

 

東証一部に上場することで大幅に企業のブランド力アップを図ることができます。

東証一部上昇するためには、株主は2,200人以上必要です。

 

ブランドイメージのためにも株主を増やすことがあります。

 

株取引が活発になって企業も投資家も取引しやすくなるため

株取引には流動性があります。

流動性が低いと、重要と供給のバランスが崩れ、欲しい価格で購入することが難しくなったり、売りたい価格で売れなくなってしまいます。

 

活発な市場になることによって、自分の買いたい価格、売りたい価格で株を購入することができ、売買が活発化されます。

 

資金調達のため

株式会社が株を売る目的は会社の資金を集めるためです。

したがって、親会社は資金が必要になった場合に、子会社が所有している待ち株を市場に売ることで、資金を調達していきます。親会社は資金調達もできるのです。

 

立会外分売のメリット

立会外分売は投資家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリットについてご紹介していきます。

 

安くで株を購入することが可能

企業は株取引を活発にしたかったり、企業の保有している株主の数を増やしたいと考えています。

そのため、株を安く売って多くの人に株を買ってもらうようにします。

 

よって、通常の証券取引所の取引の終値よりも安く株を売ります。

投資家としては欲しい株であればその日の終値よりも安く購入することができます。

 

購入手数料0円

株を購入するときは、証券会社には購入時の手数料を支払う費用があります。

証券会社を選ぶときはできるだけ安い手数料である証券会社を選ぶ投資家が多いです。

 

そんな立会外分売の手数料は無料です。

安く欲しい株を買える上に手数料まで無料なのは一石二鳥と言ってもいいでしょう。

 

立会外分売のデメリット

いいことばかりに見える立会外分売ですが、デメリットもあります。

デメリットを知らないと逆に損してしまうことがあるので、見ていきましょう。

 

大きなお金を動かす!というのは難しい

立会外分売イコール、流動性の低い株式であることということが予想できます。

そのため、大きな株価の変動がなかったりするので、大儲けをするには向いていないと言えます。

 

株価が下がることもある

株取引の一環である以上、安く購入したからと言ってそれ以上安くならない保証はありません。

前日の終値よりも安く買えても、次の日の終値の方が安いケースもあります。

 

購入時間に制限がある

立会外分売では取引の時間に制限があります。

株取引が行われる時間外に取引が行われていきます。

 

申し込みが多いと、購入できないこともあるので注意が必要です。

 

POとの違いは規模と期間にある

株を安く購入する方法には立会外分売があります。

実は立会外分売以外にもPOという方法があります。

 

POは株を新しく発行することや、発行済の株を売ることを言います。

何が立会外分売と違うのか、よくわからないという方もいます。

 

しかし、明確な違いが立会外分売とPOには存在します。

それは市場規模と期間です。

 

POの場合、大量の株式を売り出します。

POの目的はあくまでも資金調達だからです。

 

大量の株式を市場に流すことで、大きな資金を調達するのが狙いです。

また、POでは、申し込みをしてから、株を受け取るまでには1週間もの日数がかかってきます。

 

購入してもPOではすぐに売りに出せないといデメリットが存在するのです。

株取引が活発化される立会外分売よりも、POの方が企業サイドのメリットが見えてしまう点は、大きな差とも言えるでしょう。

 

株を安く買って利益を上げよう

株取引の基本は底値で購入して高い株価で売ることです。

そうすることで利益幅を大きくすることができます。

 

至極一般的な考えて当たり前ではあるのですが、なかなか需要と供給のバランスを見極めるのが難しいです。

ですが、立会外分売を知っておくことで買いたかった株を安く購入することができます。

 

もちろんいきなり大きな金額を動かすことは難しいですが、コツコツと利益を上げていくことができます。

安く株を購入できることでそれだけ株取引における利益の可能性もアップするので、うまく立会外分売を活用してください。

 

まとめ

証券取引所の営業時間外に売ることによって、投資家は安く株を購入することができる仕組み、それが立会外分売です。

しかも販売手数料は無料なため、投資家のメリットは大きいです。

 

ただし、企業側は株取引の流動性を上げたかったり、東証へのランクアップが目的であったりします。

中には資金調達のために行う企業もいるので、立会外分売を安いからとすぐに行うのは危険です。

 

立会外分売はうまく活用すれば少しずつではありますが利益を上げることができます。

大儲けを狙うのではなく、少しずつ利益を上げたい方はぜひ活用してください。

結び

 

 

急がば回れという諺がある通り、資産運用は長期的に複利で運用することによって大きな資産を形成することができます。

高いリターンを狙って投資をすると大抵大きなドローダウンに巻き込まれて投資そのものから撤退するという末路を辿ってしまいます。

人間の精神というのは暴落に耐えられるようには出来ていません。出来る限り資産の大きな下落を回避しながら着実なリターンを積み上げていくことが重要なのです。

 

年利10%であっても7年後には資産を2倍に、15年後には資産を4倍にすることができます。追加投資をすることで更に資産形成は早まっていくことでしょう。

さて、2024年以降、下落相場を回避しながら安定したリターンを積み上げるというミッションはなかなか難しくなってきています。

2010年代からパンデミック期に行った金融緩和の副作用でインフレが発生し金利が高くなることで株式市場の潜在的なリターンが低くなっているからです。

 

このような時にこそ年金基金や大学基金、更には欧米の超富裕層が投資をしている金融資産に目を向けるべきです。

上記のような機関投資家や超富裕層は金融市場の影響を抑制しながら、常に安定したリターンを求めて資産運用を実施しているからです。

以下ではリーマンショック等の暴落を回避しながら安定したリターンを出し続けている選択肢について詳しくお伝えしています。

筆者が1.5億円を形成する上でポートフォリオの主軸となった投資先も紹介しています。皆さまの資産形成の参考にしていただければ幸いです。

 

 

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